つもる話もあるけれど、とりあえずみんな
ゲーム実況
みようぜ!をよんでみてのかんそう!だった
902 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/03(火)
18:25:41.16 ID:ueH8/DLI0
クロノの頃、実況やってる奴なんて頭おかしいとU1が発言
↓
ICO実況で再生数が単独より稼げるようになる
↓
初コミティアで本とDVD売切れ。信者から35万の金が集まることを2人が知る
↓
B-Teamで業界人と知り合う機会が増える
↓
ルーツ漫画家。DVDで信者から金を稼ぐ。
↓
ルーツ絡みでU1も人脈を増やし、U-cafeで本を発売。
↓
U1が実況本制作を発表。USTでうんこちゃんと蛟は頭がオカシイから外すと発言
↓
うんこちゃんと蛟がニコ生で「あいつのほうが底辺だろ」と発言
↓
ルーツ「うんこちゃん大好き。U1のせいだけど、一応謝罪のメール送っておくわ」
↓
ルーツ「U1は俺を利用してる気がするからやめてくれ」
↓
Twitterで怒りの応酬
↓
二人で話し合った結果:U1「仲が悪いと思われると俺に不利益があるから仲が良い体でやっていこう」
↓
ルーツ、ICOや居酒屋がガーーガがなどU1と絡んだ動画を削除
←イマココ
☆はじめに
このページにはハーヴェスト出版「つもる話もあるけれど、とりあえずみんなゲーム実況みようぜ!」
通称「実況本」について、筆者の感想を載せています。 ※感想は全て削除しました
元々私は買うつもりは一切無く、企画自体に否定的な考えを持っていたのですが
公式サイトから漂ってくるえもいわれぬ香りに惹きよせられ、関係者を調べているうちに、色々な意味で興味を持ち始めました。
しかし、こんな火薬の香りがぷんぷんする本なのに、中身に触れた感想がどこを調べてもほとんどない。
あるのは「実況本良かった」「○○さん好き」といった感想ばかり。
これでは編集に携わった、青山雄一氏を初めとするゲーム実況愛好会の皆様が「これからのゲーム実況」についてさまざまな可能性を示してくれたというのにあんまりではないか!
というわけで購入するに至りました。以上。
ページの一番下に拍手ボタンも設置しましたので、苦情などありましたら遠慮なく送信してください。
_ __ /´=:ミ´二.ヾ\ / '/ '´rー=、ヽ.ヽ 、ヽ i / 〃,イ| | |_L| l l 当丸上げページは誰でもウェルカム |.l.l ル'__リヽ ヘl_Nヽ!.l | 事実の誤認だけは嫌いでね | |.バ ̄o` ´o ̄,"|l | どうぞどうぞ レ1  ̄ 〈|:  ̄ !`| 誤字指摘でも批判でも ド」 、ー-----‐ァ ,lイ! お好きなことを……! _,,... -‐| l ト、`¨二¨´ ,.イ.l lー- ...._ . ⊂.ヽ、 ,ィ''"´:::::::::::::::| l.l ::::ヽ、__, .::´ :l.l |:::::::::::::::::`¨lヽ r'つ . r──ァー;ゝ \ /:::|:::::::::::::::::::::::W \ ::::::::::: /lル:::::::::::::::::::::::|:::ヽ / 丶-‐''つ ⊂ニニ7 i /( ゝ、 /::::::::|::::::::::::::::::::::::l. \ / .l::::::::::::::::::::::::|::::::ヽ ,.< )ヽヾニニ⊃ ⊆二ニl i .//\. /:::::::::::|:::::::::::::::::::::::::l /\ .l::::::::::::::::::::::::|::::::::::ヽ /\\ i lニ二⊇ ‘ー─‐ヽ---く/::::::::::::\ /:::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::l/\_/\.!::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::ヽ /::::::::::::\.ゝ-─'ー-- ' . \:::::::::::::::::::\ /:::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::l ハ /:::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::\ /::::::::::::::::::::/ \::::::::::::::::::::\:::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::! ./ ヽ ./::::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::/ ヽ::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::;イ:::::::::::::::::::::::::::V V::::::::::::::::::::::::::::ト、:::::::::::::/::::::::::::::::::::::/ ヽ::::::::::::::::::::::::::::::/ :| :::::::::::::::::::::::::::ヽ ./::::::::::::::::::::::::::::::| ヽ::::::::::::::::::::::::::::/ \::::::::::::::::::::/ |:::::::::::::::::::::::::::::::∨::::::::::::::::::::::::::::::::| ヽ::::::::::::::::::/ \:_::/ |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| \_:/
☆ページ構成
◆「ゲーム実況ってなんなんすか」(プロゲーム実況者/ライター:たろちん) p6〜9
◆実況者年表 p10〜12
◆用語解説 p13〜15
◆実況者インタビュー p17〜
◆ゆとり組(タカ/ヤス/加藤)特集 p18〜29
◆囲炉裏 p30〜34
◆ガッチマン p35〜39
◆まお p40〜43
◆塩と胡椒 p44〜48
◆メイアン p49〜53
◆ボルゾイ企画(ふひきー/がみ/ぞの/くわさん)特集 p54〜62
◆Rabi p64〜68
◆おしり p69〜73
◆南風 p74〜78
◆水城あくあ p79〜83
◆最終兵器俺達(こーすけ/キヨ/フジ/ヒラ)特集 p84〜93
◆きゆ p94〜98
◆ゆうきななえ p99〜102
◆TEN p103〜106
◆シイタ p107〜110
◆kuru&しそ p111〜115
◆4コマ漫画(夕日) p16 p63 p116 p136 p180 表紙裏
◆ゲーム実況 3つの視点 p117〜
◆ゲームメーカーから見たゲーム実況「ぶっちゃけどう思ってるんですか?」 p118〜123
◆運営参号氏インタビュー p124〜131
◆207人に聞いた視聴者アンケート p132〜135
◆作家から見たゲーム実況特集
p137〜
◆「ゲーム実況、その後。」(乙一) p138〜148
◆「はじまりはエロのコマンド入力」(松原真琴) p149〜153
◆「ゲームと現実とゲーム実況の区別が…」(佐藤友哉) p154〜160
◆「失敗してみたけどうpしてみる」(渡辺浩弐) p161〜165
◆「ウホッ!いいゲーム実況 腐女子の私がゲーム実況を腐目線で楽しんでみた」(金田淳子) p166〜179
◆漫画(みなもと悠) p181〜p197
☆「ゲーム実況ってなんなんすか」(プロゲーム実況者/ライター:たろちん)
【内容】
・ゲーム実況とはニコニコ動画で人気のあるジャンル(その説明)
「しかし実際は(世間から見れば)マイナーなジャンル」
「初期はゲーム画面の見えるネットラジオとしての趣のものとして受け入れられてきた」
「現在はテレビ番組のように凝った作りの動画も増えてきた」
・2年ほど前からゲーム実況者兼ライターとしてお仕事が貰えるようになりました
〜年代別にゲーム実況者たちが誕生した瞬間をおさめてみた〜
2007年
3月:新感覚冷やし系魔法少女ヒャド
7月:ジャック・オ・蘭たん
8月:えどさん”&ふみいち
9月:うちゅ〜と友人
10月:ゆとり組 詩衣雫月(水宮浅葱)
11月:ダダーリン
12月:おしり はるしげ
2008年
1月:しーな
2月:囲炉裏 キリン ルーツ スパーク シュシュ 森永ふんふん いつもひとり
3月:Revin ケイ(イボーン) せんとす タケシ モンハンどうでしょう たろちん スパイ経済の人
4月:kuru&しそ hacchi みやじ リティナ 桃+&ユス
5月:すぎる とんかつおじさん tpitaru 焼酎うめぇ しょうこ♂
6月:シイタ 塩と胡椒 トシゾー サンタサン ブンブン ちょい ゆか かんた ユニ ARUS
7月:まお 水城あくあ きゆ 藤原 もるひね っしー教授
8月:メイアン アンリ つわはす チロりん うるすぐ あなごみ にしのん ぱるみら
9月:幕末志士 あなごみ opaya 瀬戸内 そら
10月:やまもと obasan カルシファー コイケヤ ダガシヤ フルコン
11月:ボルゾイ企画 P(ピー) 変態スネーク
12月:まっくす あにぃ レトルト
2009年
1月:のえさ 666(オーメン) きよ太 くさや
2月:繭 セピア
3月:ゆうきななえ ななみ ともゆき
4月:よーらいとくわはら わいわい ハァガ
5月:マツリ アブ 蚊 もこう
6月:ガッチマン コジマ店員
7月:うんこちゃん TOWACO
8月:フジマロ
9月:TEN 兄上 クガイ 課長とモリ君
10月:最終兵器俺達
11月:テラゾー カプリくん
12月:たるほい
2010年〜
1月:ののの
2月:Rabi
4月:南風 オルディン大橋
「年表上は4年の文化であるが、これは激動の期間であったと言ってもいい」
「この先ゲーム実況がどういった変貌を遂げるのかは分からないが、
本書を読み進めて頂ければ、わずかではあるが未来が見えてくるかもしれない
それはただの予測にすぎないかもしれないが、それがまた面白いのである」
※この年表は本書からそのまま転載したので、かなり間違いや誤植が多いです
<8月16日追記>
・なぜかあなごみが2人(正しいのは9月)
・マツリは2009年1月
・削除済みだがオルディン大橋は2010年1月、やまもとは2008年9月
(同じように既に削除済みのゆかが年表に載っているので、配慮したわけではなさそう)
<8月18日追記>
・スパークのデビューは2008年5月
・変態スネークのデビューは2008年7月
・ハァガは2008年にも動画を投稿しており、実況者としてのデビューは4月よりも前
・つわはすの実況者としてのデビューは2008年12月
・サンタサンはシリーズの途中から実況プレイを開始したので、実況者としての活動は2009年3月から
<8月19日追記>
・TENのデビューは2009年4月
・あにぃのデビューは2008年9月
【内容】
・「動画」と「生配信」の違いについて
・ニコニコにおける「プレイ動画」について
・「字幕プレイ動画」について
・「フルボイス動画」について
・「ゆっくり実況プレイ動画」について
【内容】
・質問者はおそらくU1
・実際に会っての対談形式、またはスカイプ、メールでのインタビューだった模様
・質問は実況者によって異なる
・書体や文字の大きさ、句読点の有無が実況者によって異なっているため、非常に読み難い
・一応それぞれ著作権絡みの話題は上がっているが、全員似たような回答&今更な内容ばかりなので特に注目する点はない
・本当に実況愛好会なのか!?的な質問が結構多い
・「ゲーム実況はオワコン?」「2ちゃんねるとかでゲーム実況はオワコンと言われていますが」
・「男性のゲーム実況動画には腐女子と呼ばれる視聴者さんたちが多いのですが、それについてどう思いますか」「腐女子的なイラストについてどう思っていますか」
【紹介文】
ゆとり組座談会”一番のしんすけファンはオレですから”
しんすけ、タカ、ヤス、加藤からなる4人組。通称ゆとり組、ゆとりシリーズ。
代表作は名前の由来ともなっている「ゆとりの友人に無理やりFF4実況させてみた」。
動画の更新連絡用として使われている「荒野」(投稿当初のタイトルは「フルボイスでいっき」)は
2011年4月時点で700万回再生を超えている。初投稿は2007年10月08日。
【内容】
タカ「3人で会ったのも今日がはじめて。このあと4人で飲み会なんだけど」
ヤス「なのになんでアイツはこの場にいない」
加藤「都合つかないってさ。この場で4人初めて集まって、話すってのは面白いんだけどな。無理やりにでも呼べば良かった」
タカ「誰が呼ぶんだよ、だれが」
加藤「今から急にじゃ呼べねーな」
―――そんなに気をつかわなくても(笑)
ヤス「扱いが難しいんですよ。デリケートなんです意外と」
加藤「でもあいつのこと嫌ってるわけではないですよ」
タカ「うん」
加藤「仲いいから言える、みたいなね。もうオレら、6、7年くらい付き合いがあるから」
タカ「せっかくだから、電話してみようか?そろそろ近くにきてるかも」
(タカさんがしんすけさんに電話)
タカ「やっぱ無理だってさ(苦笑)」
・前半は既にそれぞれが配信で言ったり、B-teamで加藤と乙一が語ったような内容
・30〜50人ほど集まっていたチャット内で身内向けの配信が流行り、たまたまFF4を撮る際にいたのがしんすけタカヤス加藤だった
・3人が一度に顔を合わせたことは(この取材の時まで)なかった
・しんすけを含めて4人で会うのもこの日が初めて(取材後、4人で飲み会に行ったらしい)
・ヤスの叩かれ具合が酷くなった時、どうやって謝るかしんすけとタカが30分ほど会議をしたことがある
・メールチェックなどはしんすけが全部対応。公式ゲーム実況の連絡も何件か来ていたが、しんすけが断っていた
・タカ「一人で実況をやって楽しいと思ったことはない…」
・ヤス「ニコニコが実況に寛容になってきて、以前と比べて実況の印象が変わった。もっとアングラなものであってほしい」
・この後3人は、しんすけさんと合流するために夜の街へと消えていきました
【紹介文】
荒くれた実況者が多いなか、持ち前の優しさとカッコイイ声で女性層からの人気が高い。
自身のコミュニティ限定の動画も多くあげており、コミュ限定であるにもかかわらず1万再生を超えることも珍しくない。
代表作は零シリーズ。初投稿は2008年02月10日。
【内容】
―――ご自分の実況の視聴者ってどんな人が観てると思います?
囲炉裏「そのゲームが気になるから観るという方も当然いると思うし、
僕がやるから観る、あの人がやるから観る、この人がやるから観るってのも当然あると思います。
割合はどのくらいか分からないですけど、その2つが大きいんじゃないですかね」
―――なるほど。視聴者層はどうです?ちょっと女性の方が多い感じですか?
囲炉裏「そうですね。割合は7:3まではいかないと思うけど6:4くらいで女性の方が多いと思います。
僕はテクニックプレイではなく初見プレイなんで、攻略目的の人はそんなに観ていないのかなっていうのは感じます。
やっぱサクサクやる人とかの動画を観てると『ココこうやるんだ』とかっていうコメントとかあって、
手本として観てる人がいるっていうのが分かるんですけど、僕の動画だとそんなコメントまずないですからね」
―――逆にどんな人に観てほしいってのはありますか?
囲炉裏「今まで観てくれた方にはそのまま観ていただきたいと思います。
あと最近思うのは、ゲームに興味がない人にゲームを知ってもらいたい、やってもらいたいっていう意識がすごい強いです。
だからゲームを今まで興味なかったって人にも手に取ってもらえるようなゲーム実況をしたいですね」
・最初はyoutubeで動画を投稿していた
・(実況を始めて)最初の1ヶ月ほど一人暮らしをしていたが、それ以降は実家
・ゲーム会社、広告代理店、編集機材の会社からメールは来ていたが、いまいち信用出来ないため全部断っていた
「今思えばすごくもったいないことしたなと思います」
・(囲炉裏組について)『囲炉裏組』という呼ばれ方は好きじゃない。自分がトップっていうのが嫌、みんな平等でいてほしい
・楽しいからまだまだゲーム実況やめない
【紹介文】
本書では唯一の子持ちゲーム実況者。夫婦でゲーム実況というリア充ぷり。
ゲームを解説しながら進めていくスタイルをとっており、ゲーム未プレイの視聴者からも人気がある。
代表作は『【実況】主人公が無双すぎて怖くないゾンビゲームDEADRISING』初投稿は2009年06月28日。
【内容】
―――お子さんがしゃべれるようになったら一緒ゲーム実況をやるとか考えていないのですか?
ガッチマン「お子さんはね……一応こういう世界ですからね、お父さんとしては『やめなさい』というふうに言ってるので(笑)
本人の許可を取らないことにはね。本人が自分から『やりたい』って言うようになれば出そうかとは思いますけど。
今1歳ですから、まだまだかかりますね。嫁さんとは一緒にやってますけど、子供とやるってのはとりあえずないかなあ。
でもさっきまで、一生懸命マイクを取ろうとしてたのでずっと押さえてました。今は寝に入りましたけどね」
・当初はゲーム画面に向かってしゃべっているのを見られるのが嫌だったので、口数が少なかった
・「でも、何が辛いって、一発撮りだったらいいんですけれど、気に入らないと何度も撮り直しをするんですよ。
だから例えば、渾身の下ネタとかを何度も言わなきゃならないんですよ。あれは恥ずかしいですよ!」
・「ゲームの再評価」をテーマに「あまり売れていない、隠れた名作」を選んで実況している
・一番気合が入っていたのが「SIREN:NT」ちょっと惰性だったのが「DEAD
RISING」
・「○○すぎて〜」というタイトルに統一した理由はその方が伸びるから
【紹介文】
モノマネ実況のパイオニア。モノマネしている動画をあげるときは、秋山森乃進という名前がタイトルに必ず入る。
代表作は『秋山森乃進がクロックタワーGH実況すると 思うよぉ』。
『歌ってみた』カテゴリでも、高い再生数を保持している。初投稿は2008年07月22日。
【内容】
―――ご自分の投稿してるゲーム実況動画は、どんな人が観てると思いますか?
まお「基本はニコニコ動画のライトユーザー層の方が多いと思います。ニコ生でアンケートとったら、男女比が3:7くらいでした。
ライブに来てくれるファンの方も女性が多かったですし、かなり女子が多いイメージ。
でも先日ライブやった時、男の人にサインお願いされました。
ちょっと驚きましたけど、ライブ見に来てくれる男のファンの人もいるんだって嬉しかったですね」
・公式ゲーム実況については積極的に参加していきたい
・公式ゲーム実況の依頼と思われるメールは一度来たことがあるが、間違って消してしまった
・一番好きな自分の動画はグーニーズ実況プレイ
☆塩と胡椒 ※胡椒はメールによる回答
【紹介文】
名前のとおり、塩とその友人胡椒によるふたり組ゲーム実況者。
ホラーゲームを実況プレイすることが多い。いわゆる絶叫系。
代表作は『個人的に詰みゲー クロックタワーゴーストヘッド絶叫プレイ』。初投稿は2008年06月28日。
【内容】
―――ゲーム実況やってて、ゲーム関連会社から連絡来たりとかってあります?
塩「このゲームを実況しませんかみたいな公式ゲーム実況の依頼は去年2、3件あった。
そういうのは断る理由があんまり思いつかなくて『アンダーグラウンドでやりたい』みたいなワケわかんないこと言って断っている。
自分のモードでできないというのもあって、端的に言えばやりたくない。
お金や企業とかそういうのが絡んでくると、どうしても視聴者の見る目が変わるから。
純粋に楽しむ人が少なくなるんじゃないかなと思う」
(中略)
塩「あとは、ツイッターで人からリプライが来たことがある。
ゲーム制作に携わった人で、『このゲームの魅力を広めてくれてありがとうございます』っていうもの。
『ぼくが観てしまうと気にしてしまうと思うので観ません』って言ってた」
―――それ観てますね、絶対。
塩「『気にせず好きにやってください』って仰ってくれて、
俺がやってることは法律的にはグレーなんだけど、ちょっと嬉しかった。嬉しいと思うことはいけないことかもしれないけど」
(中略)
―――自分たちのやってたゲームを、塩と胡椒さんのゲーム実況動画観て買いましたってメールとかって来たりするんですか?
塩「いっぱい来る。そういうのは一番嬉しいから、『今後も買ってください。できれば新品で買ってください』って返信している。
あと俺もゲーム買う時は中古じゃなくて新品で買うようにしてるな。アマゾンで取り寄せて」
―――じゃあやっぱりある程度は販促効果はあるんですかね
塩「いや、でもそれはさぁ、俺らが決めることじゃないしメーカーが決めることだから」
―――ただ、事実としてとりあえずそういったメールが多いと。
―――ちなみに胡椒さんからの回答で「僕はゲーム実況動画を見て、自分もやってみたいと思って買ったソフトがいくつかあります」と言ってます。
・最初に観た実況ははるしげのドラクエX
・塩は中学が海外だった
・胡椒は高校時代の知り合い
・動画撮影は塩の部屋で。基本的にスタンドマイク(胡椒の方に向けて)
・今後は一人暮らしになるので絶叫封印
【紹介文】
常に高い再生数とマイリストを保持している女性実況者。
妹と一緒にゲーム実況をすることもある。『歌ってみた』でも活躍中。ちなみにニコニコ本社勤務である。
代表作は『【FF9】おっとり女子がサクサク動画を目指す【実況プレイ】』。初投稿は2008年08月29日。
【内容】
―――次はちょっと真面目な話で、ゲームをニコニコ動画にアップロードしたり配信したりっていうのは、著作権的にアウトなんですけど、
それについて思うところとか自分の中でルールがあったりはしますか?
メイアン「ルールというか、多分ゲーム実況者の中の暗黙の了解なんですけど、新作ゲームはやらない。
あと明らかにメーカーの方がNOと宣言しているゲームもやりません。私の中ではノベルゲームもやらないようにしてます。
そのくらいですかね。ここまで大量にアップロードされていてほとんど削除とかがないことを考えると、
そこまで派手なことをしなければ多少は許されてるのかなと。特に罪悪感なくやってしまってるのが問題なのかなとは思いますけど。
メーカーさんからやめてくれみたいなことを言われたらもちろんやめますね。メーカーさんとも連絡を取り合って、もしマズイようだったら削除します」
・「ニコニコ本社3階の大きいモニターで生でも観覧ができるインストアイベントみたいなかたちなら(公式実況も)是非やりたい」
・今は女性実況は勢いがない(基本的にまったり観るものが多く、インパクトに欠ける)
【紹介文】
ボルゾイ企画座談会”仲間を引き合わせてくれたゲーム実況”
ふひきー・がみ・ぞの・くわさんの4人からなるゲーム実況プレイヤー集団。
更新頻度はとても高く、これまでの投稿動画数は1000以上、総再生数は9000万を超える。
『【のび太のBIOHAZARD】ドラえもん好きの友人を騙してやらせてみた』(ミリオン再生)と
『【青鬼】絶叫に定評のある友人に無理やり実況させた【実況】』(ダブルミリオン再生)が代表的動画である。
それぞれが個々での実況動画もあげており、どれも高い人気を誇る。
意外にも4人全員が同時に動画内にいることは少ない。初投稿は2008年11月29日。
【内容】
―――では最後に何かファンにメッセージ的なものをお願いします。
全員「なしで(笑)」
・「プレイ済みの人が案内役になって、初見の人を誘導してその反応を見せる」ような動画があったら絶対面白い、
というアイディアからゆめにっきの実況が始まった
・ふひきー環境:ノートパソコン+1万5000円のシェアウェアで音質を改善
・くわさん環境:がみ宅で実況
・ぞの環境:最初はふひきーPCで録画、途中からは自宅で録画。慣れるまでエンコードはふひきーに依頼していた
・がみ環境:今でもエンコードはふひきー頼み
・初期はそれぞれのキャラを立てるのに苦心していた。
がみはビビリキャラ、くわさんは暴言キャラ、ぞのは「ボルゾイの最終兵器」→厨二病キャラ
・ゲームの感想を共有できたこと、異なる考え方を知れたことがよかった
☆Rabi ※メールによる回答
【紹介文】
外国人による日本語ゲーム実況。ということになっているが、真偽の程は定かではない。
ゲーム実況のみならず、自ら心霊スポットに赴き肝試し実況という新たな試みも行っている。
代表作は『【巷で噂の《青鬼》を異国の者が実況プレイ】』。初投稿は2010年02月20日。
【内容】
―――公式ゲーム実況についてどう思いますか?
Rabi「正直な話、『公式ゲーム実況』という言葉をよく知らなかったのですが……
ゲームメーカーなどの依頼でゲーム実況をするという事でいいのかな? だとしたらそれはとても良いプロモーションだと思います。
近年では活字離れという言葉もあるように、新聞や書籍などの活字媒体の利用率低下をよく耳にします。
実際にプレイしているところが観れてさらに解説までしてくれるゲーム実況はこの上なく直接的な宣伝方法と言えるのではないでしょうか。
ニコニコ動画視点でも良質なコンテンツだと思います。ゲーム実況を観て『面白そう!』『私もやりたい!』と思う方は少なからずいると思いますし。
ニコニコ動画のコメント機能は比較的リアルタイム性が高いですから、
メーカーとしてのマーケティングなどにもつながると考えることもできそうです。
何より作った方も自分が産み出したゲームが実際に遊ばれて、楽しまれているところが観られるわけですから……
これは非常に良いかたちではないかと思います。もし私のところにそのような依頼が来たら、是非やってみたいですね」
―――ゲームをネット配信するという行為をどう思いますか?(善悪的な意味で)
Rabi「『善悪的な意味で』というのは『法律を犯しているかどうか』ということでしょうか?
確かに『ゲーム実況動画を不特定多数の人間に公開する』という行為は著作権者の承諾を得ていない場合、公衆送信権が働くと思います。
なので親告罪ではありますが、ゲーム関連会社から許可を得ていない場合、ゲーム実況者は犯罪者と言われても仕方がないでしょう。
私もゲーム実況を始めてから日が浅いので詳しいところは分かりかねますが多くの場合、
ゲーム実況者はゲーム関連会社等からの許可を得ている訳ではないと思います。
ですがゲーム実況者の中に『悪意を持ってゲーム実況をしている人』というのは聞いたことがありません。
そこは倫理的な問題になってくるので非常に難しい問題だと思います。
なので簡潔に良い悪いだけでお答えするのは私にはちょっとできないです。
ですが私個人としては『ゲーム実況をする』ことは大好きなので、
今後もこういった問題と向き合いながらゲーム実況を続けていきたいと考えています」
・友人の提案でゲーム実況を始めた
・Q.視聴者は実況を観て、ゲームをやらなくなるでしょうか?
A.私はアダルトビデオを観てセックスをしなくなることはありません
・肝試し実況の場所は新潟県ではない
・今後はホラー以外の実況も考えている
【紹介文】
女性実況者の中ではかなりの古参。アニメ声で関西弁である。2008年には女性実況者を集めてのラジオも行った。
『歌ってみた』や『描いてみた』の動画もアップロードしている。
代表作は『サイレントヒル1(無印)実況?プレイ』。初投稿は2007年12月28日。
【内容】
―――ゲーム実況っていうのは、いろんな視聴者の人がいるわけですけど、どんな人が観てると思いますかね。
おしり「ええーそりゃあもう、あれでしょ。みんな全裸にヘッドホンしてハァハァ言いながら聴いてくれてるでしょう(笑)
当然のように。男性だけじゃなくて、もちろん女性も多分『私のおっぱいはおしりさんよりこんなに大きいのよ』
って思いながら観てくれてると思います。老若男女分け隔てなく、私は発信しています」
・初期は父親の助けを借りて録画環境を整えていた
・「犯人はヤス」並みに内容が既に知られているようなゲームを選んでいる
・一番好きな動画はヨッシーストーリー
【紹介文】
声優の高山みなみ氏に声が似ている実況者。地声が似ているだけで、モノマネではない。
ニコニコ生放送も頻繁に行なう。歌い手の(V)・∀・(V)(かにぱん。)とちんすこうというユニットを組んで
『歌ってみた』でも活動している。
代表作は『高山みなみ風の人が【かまいたちの夜2】実況プレイ』。初投稿は2010年04月15日。
【内容】
―――他人のもので、スタイル的にちょっとこういうやり方は合わないみたいな動画はありますか?
南風「私は自分があんまり女の子女の子してるのが好きじゃないんで、明らかに女の子を前面に押し出してる人はちょっと好きじゃないです。
あのキャーキャー言ってるのとか、可愛いさを売りにしているというか何だろう、コメントが『可愛い』だけで埋まってる動画とか苦手ですね。
コメントの8割くらいが『何してるキミが可愛い』とか『今の声可愛い』ばっかりだったりするのはちょっと。
自分はそうならないように心がけていますね」
・ねとらじ→ニコ生→相方は歌ってみたに移行、自身はゲーム実況へ
・自分よりゲームを観て欲しい。自分はあくまでそのゲームを知るためのきっかけ
・メーカーさんは公式アナウンスを先にした方が良いと思う
・ゲームが面白く見えるように自分が楽しんでプレイすることで、少しでも罪滅ぼしになるようにしている
・一番好きな他人の動画はソコボールタケシ(タケシ)のスーパーマリオ
【紹介文】
高音の可愛らしい声が特徴の女性ゲーム実況者。ゲーム中のキャラクターのアテレコをして、様々な声色を聞かせてくれる。
標準語を心がけているがたまに素の関西弁が出ることも。
代表作は『人生初「大神」実況プレイ』。初投稿は2008年07月24日。
【内容】
―――ご自分のゲーム実況を観てくれている人っていうのは、大体どんな人だと思いますか
水城あくあ「えーっと、大体男性かなと思うんですけど……よく配信で言われてるのは『変態紳士さん』とか『ロリコンさん』だとか(笑)。
でもこの前女性の方が生配信に出てくださって『女性だけど大好きです!』って言ってくださる方もいらっしゃったんですが、
それは嬉しかったですね。でも多分……7:3か8:2か、それくらいで男性のほうが多そうかなと思います」
・らじろぐでリスナーから勧められて実況を始めた
・家族は「また部屋で叫んでるよ」という認識
・公式実況は是非やってみたい
・公式実況と普通の実況の違いはメーカーが認めているか否かのみだと思う
・実況やってたら打たれ強くなった
・一番好きな他人の動画は、初めて観た実況動画でもあるhacchiの「The
Immortal」
【紹介文】
最終兵器俺達座談会”いつか本当の最終兵器を打ち出します!”
ロリコンのこーすけと足フェチのキヨの2人組ゲーム実況者である。
毎回力の入ったオープニングを作成し、動画の冒頭に入れている。フジとヒラという2人も時折動画に登場する。
ホラーゲームを実況することが多い。
代表作は「阿部鬼『ブルーベリーみたいな色の青いツナギを着たいい男』Part1[実況]」。初投稿は2009年10月25日。
【内容】
―――この先1年2年と、ゲーム実況はどうなっていくと思いますか?
こーすけ「そうですね、やっぱりニコニコの上のほうからどんどん圧力がかかってくるんじゃないかなって。
最終的にフリーゲームだけになるのかなとか(笑)」
キヨ「うんうん」
フジ「そうだね」
こーすけ「最近、どこのゲーム会社もゲーム実況動画を意識してきてるので。
『公共の場でのネタばれは禁止します』とかホームページに載ってるのを見ると、ゲーム実況を嫌がる人たちが多くいるのかなって思いますしね」
―――まだまだゲーム実況辞めないですよね?
キヨ「飽きたら、って感じですね」
こーすけ「飽きたら。でも僕はせっかくなのでニコニコで色々やってみようかと。
もしゲームカテゴリに居場所がなくなったら移動しようかなと思ってます(笑)」
(中略)
―――では最後、ファンの方々にメッセージをお願いします。
フジ「一番困る(笑)」
キヨ「俺ら普段本当に態度悪いので(笑)」
こーすけ「多分普段の会話を言ったら完全に消されますよ(笑)。あ、でも嫌いだからとかじゃなくて、ネタ的な感じで」
―――じゃあ無難なメッセージを。
こーすけ「無難に」
キヨ「無難に頑張りまーす」
こーすけ「ついてきてくださいじゃない?俺らの冒険はまだもうちょっとだけ続きますみたいな(笑)」
キヨ「飽きたらやめますでいいんじゃない?」
こーすけ「ああ、飽きたら……(笑)」
キヨ「最低なメッセージ(笑)」
フジ「いつかね……いつか最終兵器を打ち出すわ(笑)」
こーすけ「本当の最終兵器を待ってください」
こーすけ「ヒラ何か言いたい事ないの?」
ヒラ「言いたいこと?言いたいこと……近いうちに、やるよっ!」
こーすけ「最終兵器出しちゃう?」
ヒラ「最終兵器出しちゃうよ」
こーすけ「ヒラの最終兵器が(笑)」
―――ありがとうございましたー。
・ゲーム実況のためにこーすけとキヨとヒラでパソコンを買いに行った
・集まって実況するときはキヨの家で、個人の動画を撮る時はそれぞれの家で
・「ロリコン」「足フェチ」は釣り(実際はそうでもない)
・公式ゲーム実況の依頼は来たことがない。やるつもりもない
・視聴者は基本的に低年齢層、ホラーは女性ばかり
・もうちょっと視聴者の年齢層は上がってほしい
・呪怨でランキング921位に入り、CALLINGで300位。ポケモンで140位、以降90〜100位で安定。そして阿部鬼で爆発
【紹介文】
登場するキャラクターのセリフを朗読する女性実況者。Ustreamやニコ生ではお絵かき配信をする。
代表作は『原作をたいして知らない人がテニプリRUSH&DREAMを実況プレイ』。初投稿は2008年07月28日。
【内容】
―――ゲーム実況をやって以前と変わったこと、影響受けたことはありますか?
きゆ「沢山あると思うんですけど……パッと浮かばないですね。自分の声を聞いてもらえるって環境がまずゲーム実況やる前はなかったですし、
こうやってU1さんとお話することもなかったでしょうし、人の繋がりが増えましたよね。良くも悪くも。良いほうが多いですけど。
あとは、意外と、体重に気を使うようになりました(笑)。なんか、いつ人前にでても恥ずかしくないようにしようと思って(笑)。
もしバレたときに太ってたらいやじゃないですか。無駄に体重を気にするようになりました。
友達と街でしゃべってて『あっ、きゆさんだー』ってなったら……まぁそんなことまずないと思いますけど」
・公式ゲーム実況の連絡はまだ一度もないが、依頼があれば是非やりたい
・ゲーム会社には「申し訳ないです、やらせてもらっています」と言うつもり
・「うなじと元祖と葉っぱ」のクロックタワー実況を観て、実況をやり始めた
・好きな実況はRevinの学校であった怖い話
・「嫌いな実況は」という質問に返答あり(名前は伏せられているが)
【紹介文】
当初はニコニコ生放送をやっていたが、ユーザーのリクエストによりゲーム実況を始めた。
アニメ『らき☆すた』に登場するキャラクター「日下部みさお」の声マネで実況プレイを行なっている。
代表作は『【声真似実況】日下部みさおがゾンビと戦うようです−バイオ4−』。初投稿は2009年03月23日。
【内容】
―――バイオハザードではずっとみさおの声マネでやってますよね?
ゆうきななえ「はい。途中で変えるのも無粋ですし、最後まで全部。毎回開始5分くらいまでは喉の調子もいいんですけど、
それ以降になるとちょっと『んんー』ってなったりとか、飲み物をガブガブ飲んだりとかしてました。
1回すごい期間をおいて投稿した時があるんですけど……2ヶ月くらい間開けたのかな?
あのとき、実は喉に負担をかけすぎて血が出てきたんですよ。それで一時期やめてたんです。
初めて吐血しましたね(笑)。結構無理してたんでしょうね、今まで声を変えて長時間喋るってことがなかったのでわからなかったんですけど。
動画では30分以内に収まってるんですけど、実際は40分とか50分とかやってたりするので、そうなるとちょっと喉がつらいのかな?とは思います。
たぶん意地になって続けてたんだと思います(笑)。でも完結してみたら物語で感動して、最終的には号泣してしまいました」
・最近はPS2が壊れてゲームが何もできない状態
・今年新しいゲーム実況を始める予定、地声でやるか声マネでやるかは未定
【紹介文】
ロリ声で三十路の女性ゲーム実況者。
ゲーム実況以外でも『ニコニコ生放送』『歌ってみた』『描いてみた』『吹き替え』など幅広く活動している。
代表作は『ロリ声だけど三十路女の「大神」実況プレイ』。初投稿は2009年04月04日。
【内容】
―――ゲーム実況っていうのは、ご自分の視聴者も含めてどんな人が観てると思いますか?
TEN「私の場合、最初の方は多分いわゆる『ガチヲタ』というか『キモヲタ』の人たちが観てたと思うんですけど(笑)。
私だいぶあの、暴言を吐いたり下ネタを言ったりしてきたんで、今ではそういうのに耐性がある人だけが見ていると思います」
―――暴言ですか。
TEN「女性実況者だと、幻想を抱かれてしまうことが多くて『イメージと違う』ってなるとすごく叩かれちゃうんですよ。
私もそういうのが何度もあって、炎上を繰り返してきたんで、もう今は『プロ視聴者』の方しかいませんね(笑)」
―――炎上というと?
TEN「たとえば他の男性実況者とちょっとでも絡んだり、ブログのリンクを貼ったりしたら、すごい叩かれるんですよ。
『ビッチめ!』って言われちゃう。最初は気にしてやってたんですけど、今は全然気にせずやってます」
・最初は撮り方がわからず、スカイプで12、13歳の女の子に教わった
・ゲーム会社に2度呼ばれたことがあり、企画もあったようだがいつの間にか白紙になっていた
・2009年はゲームより俺を見ろ、というような我の強い実況者が多かった気がする
【紹介文】
RPG実況プレイを主に行っているゲーム実況者。実況は初プレイのゲームを目一杯楽しむというスタイルである。
ほとんどの動画のタイトルには「Θ(シータ)」の記号が使用されている。
代表作は『喋りながらドラクエ2初プレイ(女)』。初投稿は2008年06月03日。
【内容】
―――ゲーム実況はオワコンだとかって言われてるんですけど、実際のところどう思いますか?
シイタ「オワコンでしょう」
・ゆとりFF4、フルボイス動画を観て実況をやり始めた
・今後も(著作権関係で)波風立たずに今の状態が続くことを願っている
・ゲームに対するコメントより、自分に対するコメントが増えて欲しい。ゲーム観るだけならプレイ動画で事足りる
【紹介文】
ふたり組のゲーム実況者。音声が左右ステレオで分かれている。左音声がkuruで右音声がしそ。
毎回、友人から紹介されたゲームを実況プレイしている。
代表作は『ときめきメモリアル3を初めて実況プレイしてみた(2人)』。初投稿は2008年04月26日。
【内容】
―――おふたりの使っている名前の由来というのは何かあるんですか?
kuru「最初に上げた動画では名前をつけてなくて、『右の人』『左の人』だったんですが、
視聴者から名前を決めてくれよと言われて、キーボードを適当に押して出たのが『kuru』だったんですよ。
それで決めました。しそに関してはその場で電話して聞いたら『そういうの決められないからなんでもいいよ』って言われて。
自分その時ちょうど煮魚を食べていたので最初『じゃあ煮魚』って言ったんです。でも『それはちょっといかついだろ』ってことだったんで、
『なら、その隣にしそがあるんだけど』って言ったら『それで』ってことに。そんな感じでkuruとしそになりました」
・間違ってステレオ録音用のオーディオインターフェースを買ってしまい、ステレオ録音になった。
・1人で実況するつもりはない
・はるしげの影響は相当受けている
・もう酒は飲まない
【内容】
こんな感じの4コマ
※
どうでもいいんですけど180ページの4コマが
「エンコード順番待ち中に寝落ち、その間にパソコンが再起動してしまい初めからやり直し」
っていうネタなんですけど、確かエンコード順番待ち状態になったらブラウザ閉じても大丈夫だった気がするんですが。
間違っていたらすみません。
☆ゲームメーカーから見たゲーム実況「ぶっちゃけどう思ってるんですか?」
【内容】
こういった重要な情報は多くの人に知られるべきだと思いますので、転載させて頂きます。
☆ゲームメーカーの方々にズバリ、『ゲーム実況に関してどういった意見・考えがあるのか』を質問してみました。
「一般的にこう言われている」というものから
「自分としてはこう思う」という個人的考えまで様々な返答をいただくことができました。
これからゲーム実況動画を投稿しようとしている人は参考にしてみるといいかもしません。
【内容】
ニコニコ動画公式生放送『ゲームのじかん』番組プロデューサー運営参号氏直撃インタビュー
”そもそもゲーム実況とは何なのか”
・友達が家に集まってわいわいやる的な〜
・ニコニコ動画に投稿されている動画の約4割がゲーム関連のもの
・メーカーは「その実況者が今までどういうことをやってきたのか」に注目する。
イベントで実況者を起用する場合、この点をクリアしなければならない
・公式でやるメリットはメーカーと直接連携できること
・今後はユーザーとメーカーの距離を縮めて、ファンの願望を少しでも実現できるようニコニコが働きかけていきたい
・視聴者によって嗜好は異なり、実況者によって持ち味は変わるので、それらを一つの番組内で取り扱うのは難しい
・「プロゲーム実況者」を公式の番組で起用するのは難しい。良くも悪くもゲームの広告塔とみなされる可能性があり、
それまでの実況者のスタイルを変えざるを得ない状況がやってくる
・この点が「歌ってみた」「踊ってみた」と「ゲーム実況」ジャンルの壁
【内容】
・年齢比、男女比、ゲーム実況を見始めたきっかけベスト3、ゲーム実況をどんなときに見ているか、理想的だと思う実況スタイル
・207人に聞いたらしい
・男女比は男性が45%で女性が55%らしい
・年齢比は18〜22歳が57%、23歳以上が24%、17歳以下が19%らしい
・ゲーム実況を見始めたきっかけは1位が人に勧められたから、2位がゲーム名を検索して発見したから、3位が偶然らしい
【内容】
・U1の紹介。「この本の企画をしている人。実況界隈に生息している男。僕は彼の同人誌に一度だけ小説を書いたことがあるんです」
・羅刹ラジオ、しんすけについて解説。既にB-team座談会で語った内容
・U1「知り合いか否かの基準は実際に会ったかどうかではなく、スカイプ名を知っているかどうかですよ」
・ネットでの知名度と社会における知名度の落差が異様、実況主は本当に無名の存在といえるのか
・ゲーム実況はラジオを聞くような楽しみ方。顔も出さない身辺情報も秘密、という距離感がいい
・実況は誰もが持っている「なにかを創造して、見知らぬだれかとコミュニケーションを取りたいという欲求」が原動力
・「Kカフェ」の企画で佐藤友哉氏と松原真琴氏がゲーム実況を配信している映像を視聴した時に違和感を感じた
・実況プレイ動画は視聴者が実況者と視界(ゲーム画面)を共有し、姿の見えない実況主と自分とが同じ場所に重なることで、
ラジオ的な親密さを生み出している
・Revin、ルーツ、たろちん、ルーツの友人としてU1がKカフェに来た時に、作家数名がU1にカメラの前に出てきなよと手招きした。
当時はたろちん以外顔出しはしておらず、U1が逡巡していたところ、画面外にいたルーツがはっきりと「やめとけ」と言った。
それでU1はふみとどまった
・実況主という存在は(大学生など)社会的な肩書きを持っていない人間たちが何者かになる物語
・ゲーム実況主を引退するということは、実況主の人生にとってはスタートでもある
・「ニコニコ動画で知らない者はいないってくらい有名な某実況主も、スーツを着て就職活動してるとき
面接官に動画作りの話をしたそうですよ。でもまったくの無反応で、冷ややかな目で見られたそうです。世の中せちがらいですよね」
【内容】
・ゴッド・オブ・ウォーUというゲームでエロシーンでコマンド入力があると聞いて動画を探し、ニコニコにたどり着いた
・自分の苦手なアクションゲームの動画を視聴しているうちに実況を見始めた
・最初は実況動画が苦手だったのだが、サイレントヒル4のキリンの語り口にハマり実況を見るようになった
・コメントは非表示
・RPGの実況はラジオ的に片手間に見る(聞く)
【内容】
・ゲーム実況は自己表現
・ゲーム実況は自己表現ではない
・自己表現が社会に認められるには金になる必要がある
・実況者は他分野での活動をしっかりと見られていることを自覚せねばならない
【内容】
「よし、受けようこの仕事。と思った瞬間、僕は頷いていたらしくて
『ありがとうございます、では〆切りは……』と、ユーイチさんの太い声が聞こえてくる。
ニコニコで聞いたことのある、あの声だ。ユーイチさん自身もゲーム実況者として有名な人なのだ。
実況者の『有名』というのは数字的には人気アイドルやベストセラー作家を凌駕するほどのもので、
彼らが動画を上げればたちどころに数十万のアクセスを記録する。これは利用しないテはないなと僕は素早く計算する。
だって僕が小説出してもその10分の1も売れないわけだし。これはおいしいじゃないか。
『ニコニコは女性視聴者が多いですね、たいていは学生か主婦』とユーイチさんの声。
なぜそんなことまで知っているのか。会っているってことかオイ。そうだ実況者はモテるのだ。
思い出したユーイチさんはKカフェ(僕が経営しているブックカフェ)で
モデルの女の子を3分でくどいて持ち帰ってしまったこともあった。あのあとどうしたのだろう。
セックスとかしたんだろうか。いや、してないしてない、本当はしてないんだろうけど、
僕がそう考えたからこうして書いているわけだよこれが実況というものなんだよ許せユーイチ。
しかしね、これは天地神明に誓って言うけれど、
ユーイチさんが『まあ、私って、ニコニコでゲームの実況とかしてたりするじゃないですか』みたいなこと言った瞬間、
女の子が『ゲーム実況!!きゃーステキーわーきゃー』ってなった現場を、僕はしかと目撃したのである。本当である。
まあ、そういうのが彼らの日常なのだ」
・文章で実況形式を表現している(思ったことを全部書き綴っている、やり直したりせずやり切る)
・ゲーム実況はメーカーから干渉されないから面白い、というところがある
・完全な一人語りというのが大事
・一人一人が個人でそのまま放送局となる時代を予想
☆「ウホッ!いいゲーム実況 腐女子の私がゲーム実況を腐目線で楽しんでみた」(金田淳子)
【内容】
「同じゲーム実況にも、いろんな読み方がある。そこに目を付けたとき、この文章で特に取り上げたいのは、
ゲーム実況をいわゆる『腐(ふ)』(腐女子)の目線で読み解いて楽しむというテーマだ。
簡単にいえば、男性どうしの恋愛や性的関係を妄想し、ゲーム実況をあたかもボーイズラブ(BL作品)のように
読み解くという目線である。
そんな実況ファンはいない、と考える人はいるかもしれない。しかし動画につけられたコメントや、
イラストサイト『pixiv』で男性実況者を創造して描いたイラスト、
2ちゃんねるの実況ファンスレッド(特にYouTube板ではなく難民板)などでは、それらしいものが見受けられる。
また動画に『腐コメは自重して下さい』といった批判的コメントがしばしば見られることから逆説的に、
その動画を読み解くさいに、そういう目線がありうるということが示唆されている。
(中略)
そこで、腐目線を用いるとゲーム実況をどのように楽しめるかについて紹介するのが、この文章の目的である。
この文章の構成を説明しよう。一章では私が考えるところの『腐目線』とは何かを説明する。
二章では、その目線で私がどのようにゲーム実況を楽しんでいるかを、実例・私情を交えて紹介する。
本論はここまでである。この後はおまけだが、『こんな場所で腐女子の話は止めてくれ』と思った人はぜひ三章も読んでほしい。
三章では北村夏実の論文を紹介し、ニコニコ動画で腐目線が隔離されていることについて取り上げたいと思う。
(中略)
一章:
・性行為の際に挿入する側を攻め、される側を受けと言って〜(BL用語解説、その定義)
・腐男子という存在もあるので女性だけの目線とは限らない
・ニコニコにはゲイカルチャーを笑いのネタとして受け入れられている面もあり、それは腐目線と類似している部分がある
(中略)
二章:
「ゆとり組は古参の腐ァンには欠かせない素材だ。しんすけは当初からワンマンでギリギリのプレイスタイルを貫き、
『羅刹界の女王』とでも呼びたいような風格があった。しんすけに対して時に懲罰を加えるヤスは兄貴分、
サポート役のタカと、プリズン(実況の強制)に耐えた加藤は、旅の仲間たちといったところか。
とはいえ、しんすけは孤高の人で、リーダーシップと色気と詐術で様々な男たちをたらしこみつつ、
「嘘よね〜ん」と、心までは許さない雰囲気がある。外野から見ると、そこがまた萌えるわけだ。
(中略)
(タカについて)その見事な仕事ぶりに惚れた西の天才実況者から、『羅刹ラジオ』で公開ラブコールされたぐらいだ。
モテモテのサポート役ということで、私の中でタカは、某執事キャラ的なイメージがある。
誰とかけ合わせてもうまく落ち着く。
と思っていたら、藤原との企画『カメイド』で強烈なダメキャラになっていたので度肝を抜かれた。
藤原さん、この男やっちゃってください。
そしてゆとり組の最終兵器彼氏、加藤。タカになぜか『ホモボーイ』(FFWの敵ドモボーイをもじって)と呼ばれ、
男性に対して甘え上手な、魔性の誘い受けキャラ。
(中略)
そんな加藤とタカの『タカンビー(+加藤)』は、ツッコミ不在の小学生クオリティの会話が見どころだが、
腐目線で見たときにも記念碑的な作品だ。加藤の『俺……タカ君がいないと、だめ……』という告白、
それに対するタカの華麗なスルー『でさー、』は萌えどころと笑いどころを兼ね備えた、珠玉の珍問答であった。
珠玉……たま……たま……ちん……なんでもない。
(中略)
加藤は最近、たろちんと仲が良いみたいだけどあれは遊びですから!本命はヤスですから!
KYコンビ……いやKYカップル、末永くお幸せに!」
こんな感じで塩と胡椒については「調味料という生物の求愛ダンスなのかもしれない、そうであったら嬉しい」
とか600字程度語っている。
その後ミノル、hacchi、フルコンについてはゲーム中のキャラクターの絡みについて、
Rabiを「Sキャラ」はるしげを「Mキャラ」として、リスナーとの絡みについて生々しく書き綴っている。
三章:
「ニコニコ動画においては、『腐は自重せよ、閉じこもれ』という主張が非常に大きく、
ゲーム実況についても同様であることは私はもちろん知っている。
また『自重せよ』と思う人は男性や、腐女子でない女性だけでなく、自身が腐女子であると自認することが多いことも、
よーく知っている。なのになぜ私が自重しないかというと、ひとつには、ここで書いた程度の腐目線を披露することが、
直ちに誰かに対して『失礼』『非常識』『セクハラ』になる、とは思っていないからである」
(中略)ここで北村の論文紹介(男性ポルノや百合ものを隔離する規範よりも、腐女子的な活動を隔離する規範の方が強いという内容)
「もうひとつ、私が今回自重しなかった理由がある。
(UstreamCheckerの調査で視聴者の4割が女性であるという結果を提示)
配信とゲーム実況は厳密にいえば同じものではないが、それでもゲーム実況にも同程度かそれ以上の女性ファンがいると考えられる。
そのうちの何割かは腐目線であろう。それが何割程度かは推測が難しいが、たとえば男性実況者を『かわいい』と思う程度でも
腐目線に含むとすれば、それこそ女性ファンのうちの大多数が『腐ァン』になってしまうだろう。
もちろん男性にも『腐男子』がいることも忘れてはならない」
(中略)
「だが動画とは、そもそも視聴者によって繰り返し再生され、コメントをつけられて初めて成り立つものだと考えると、視聴者に相当数の女性が含まれることを視野に入れざるを得ない。
(中略)
このように視聴者という影の功労者を計算に入れると、ゲーム実況は女性によって担われている部分も大きい。
その何割かが腐目線だとすれば、いまさら『腐は特殊だから出てくるな』などと言うのも変な話ではないか。
それが『かわいい』『好き』という程度のものであればなおさらである」
「最後に、これは本当にあった話だが、あるとき私は男性実況者の動画で、『かわいいとか書くな』というコメントを目にした。
あら怖いわ〜と思ってスルーしたのだが、おどろくべきことに、
それは早くも翌日には、多数の『かわいい』コメントで流されて消えていたのだ。怖い話に屈しない、とはこのことか。
翌々日にはまた『かわいいとか書くな』という逆襲が始まるかもしれないが、何度でも『かわいい』と書き込めばいい。何度でもだ」
参考:荒木飛呂彦との対談
【内容】
・漫画家を夢見る無職28歳と隣人の女性実況者の物語
(詳細)
無職28歳が幼少時代ツクールで作った黒歴史ゲームを中古でたまたま購入した隣人が実況し、
その動画を見た無職28歳が中傷コメントに傷つきつつも最後まで追っかけていたら
最後まで作っていなかったためクライマックスでゲームが止まり、それでもそのゲームを好きだと言った実況者に感動し
何をするにも中途半端だった自分の人生に後悔して翌日から本気で漫画家を目指すことを決めたというサクセスストーリー